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2006年1月6日(金)
謹んで丙戌之年の明けましたことをお慶び申し上げます。
暮れの29日、30日は激鬱のようになって誰にも会いたくなくなってふさぎ込んでいたが、正月明けから僅かでも時間があれば、ずっと技と術理について考えている。勿論、暮れから持ち越している用件は山積みの上にも山積みしているが、「今はそれどころではない」という気持ち・・。 そして『願立剣術物語』のなかの様々な説明がいままでと違った色彩で浮き上がってくる。(より原文に忠実にするため、片仮名混じりの濁点無しで引用している)
「五体ハ天地ノツリ物也 片ツリニナキヤウニ可得心」 以上1日分/掲載日 平成18年1月6日(金) |
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2006年1月8日(日)
季節は1月、しかも、これから大寒を迎える久しぶりに寒さの厳しい冬だというのに、"春眠暁を覚えず"という状態で、なんと8時間近くも寝てしまったが、まだ眠いという状態。 以上1日分/掲載日 平成18年1月9日(月) |
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2006年1月9日(月)
今日から銀座5丁目のアトリエ・スズキで木彫彩漆工芸作家の渡部誠一翁の個展『漆芸の風狂』が始まる。私は今日は伺えなかったが、私が案内状を送ったI氏から電話があり、「大変素晴らしかった」とのこと。個展の期間は来週の日曜日(15日)までなので、御関心のある方は是非お出かけ頂きたい。 以上1日分/掲載日 平成18年1月10日(火) |
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2006年1月12日(木)
正月2日から毎日数時間、結局、昨日まで1日も間を空けずに稽古をした。そのため、9日からは、ほとんど全身筋肉痛となり、朝起きるのも一苦労であったが、「唯カイナ計ヲ遣事ソ」に気づいてから、稽古をすれば日々気づきがあり、それが日々積もっていき、段々と全身のテンセグリティ構造が繋がってくる気がするので、どうにも止める気がしないのである。
井桁術理に気づいた時も、やはりそれまでになかったほどの情熱で稽古をしたが、今回ほど、日々いままでに気づいていたことが相互に結びついてくるということはなかった。そして、今回はあの時よりは、ずっと冷静で、しかも気づくほどに、その難しさ、深さが実感されてくるのである。 『漆芸の風狂』については、昨日私からの紹介で出かけたT氏から「息を呑み、言葉を失いました。今も感覚が言葉になりません」という感想が届いていたので、私も本当に楽しみにして行ったが、現実に渡部翁の作品を目のあたりにして、あらためて翁のセンスと力量に感嘆した。 そして今日最後は、最近大変に多忙な中、時間を作って貰った名越康文氏と対談本の企画の為の相談をしながら、久しぶりに、荻窪のレストランぐるっぺで食事。もちろん企画の相談もしたが、技の進展と同時に気難しさが増し、精神も不安定になってきている私にとって、名越氏と会って話すことは他にかけがえのない貴重な時間であることを今更のように実感した。 以上1日分/掲載日 平成18年1月13日(金) |
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2006年1月13日(金)
今日はこれから池袋コミュニティカレッジの講座に向かうが、講座の前に2件、雑誌・新聞の企画の相談とインタビューが相乗り(時間がない苦肉の策)である。 そういえば、一昨日、大本を描いた実録大河小説『大地の母』の著者、出口和明先生の奥様と数年ぶりで話をしたが、この時期に、私がかつて松聲館道場を建てることを決断するために背中を押してもらった『大地の母』との縁を呼び覚まされたことに、何か不思議に胸が騒いだ。
それにしても、既に引き受けていた雑誌の校正が先ほど届き、それに赤入れの最中、久しぶりに雨が降りそうだというので、一昨日割った薪を取り入れること、薪づくりのためのチェーンソーのチェーンの調整といった、私としてはやりたい仕事もつい入れてしまいそうで怖い。そこへ持ってきて、今NHKのBSの仕事の話が来て、もはや家の中は大混乱。 以上1日分/掲載日 平成18年1月13日(金) |
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2006年1月19日(木)
いまは、一にも二にも、とにかく稽古を優先したいのだが、断り切れずに引き受けたインタビューやら、依頼をハッキリと断って早くあきらめてもらうために来てもらった人との対応やら、ずっと滞っている原稿書きなどで、なかなか稽古に向かう時間が取れないことが残念であるが、何とも致し方ない。それでも殆ど毎日数時間は稽古研究に時間を充てている。いや、充てざるを得ないのである。
こうした諸々のことに追われ、幸い体調は何とか崩れずに保っていると、昨夕、「あっ、風邪かな」と思うような、ちょっとした危うい時があった。その時、どうして突然そんなふうになってしまったのか、その原因をよく考えてみたら、何とその理由は隣家の木を伐材したものを貰いに行った時の体験であることが分かった。 以上1日分/掲載日 平成18年1月20日(金) |
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2006年1月30日(月)
1月も残すところあと1日となり、結局、今月は講習会等にどこか泊りがけで行くことは1度もなく終ることになった。この1ヶ月間ほとんど毎日稽古をしていながら、東京以外のどこにも講習会や稽古会に出なかったのは、ここ十数年間でほとんど記憶にない。 以上のようなわけで、本来ならハッキリと休業明けを宣言したいところですが、現在は休業中よりも身体を動かしにくい状態ですので、しばらくは既に予定の入っている止むを得ない用件-これが2月はすでに20件くらいもあり-、これ以外は遠慮させて頂きたいと思います。 以上1日分/掲載日 平成18年1月31日(火) |
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