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2005年9月5日(月)
福山から九州を遅寝・早起きで廻った強行軍のつけは、帰って2日目に出て、喉が腫れ、このままダウンかと思ったが、6月7月の本格的休業と、その間野口裕之先生に体を観て頂いたお蔭か、墜落ギリギリで機首の立て直しに成功したようで、体の不調は一晩で何とか寝込むことは回避できた。 以上1日分/掲載日 平成17年9月5日(月) |
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2005年9月11日(日)
体調はまあまあだが、気分の方は台風時の時化の海のよう・・。もっとも、波は高い方は大したことはないが、低い方は相当に低く、以前も書いたと思うが、ここ最近、我ながら付き合いかねるほど気難しくなっている。 以上1日分/掲載日 平成17年9月12日(月) |
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2005年9月14日(水)
12日は宮城県の山中深くにある炭焼きの佐藤家へ。以前は仙台の稽古の帰りなどによく寄っていたから、年に4,5回は行っていたのだが、このところの忙しさと春からの休業で、ほぼ1年ぶりくらいだと思う。 追記 夕方、いま、私の体を観て頂いている身体教育研究所の野口裕之先生に電話で経過報告と指示を仰いだところ、野口裕之先生的な、内観による処置を教えて頂いた上、「今、アルコールは絶対だめですよ、まあ、その事が実感されたからいいですけどね」と笑われてから、「今の甲野さんの体は、ウイスキーボンボンのアルコールすらダメですからね」と念を押されてしまった。 以上1日分/掲載日 平成17年9月14日(水) |
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2005年9月16日(金)
渡辺京二先生の名著にして大著『逝きし世の面影(平凡社ライブラリー552)』が、平凡社より入手しやすい並製で刊行され(定価:1995 円)、昨日版元の平凡社より渡辺先生の御好意で送られてきた。この本は葦書房から刊行されたものが絶版となり、古書店でも入手が絶望的で幻の本となりかけていたもの。幕末から明治にかけて来日した西欧人が見た日本の印象をじつに詳しく調べて検討したもので、きわめて客観的に整理されているが、この本で浮かび上がってくるものは、明治という近代化で日本が失った、あまりにも惜しまれる文化、風俗、工芸、そして生活である。 以上1日分/掲載日 平成17年9月19日(月) |
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2005年9月21日(水)
16日から6日間の旅程をすべて終え、何とか東京まで帰りつく。体調不良の中、我ながらよくもったと思う。途中、何度か肩がひどく張ったりして「これはマズイ」と思ったことが3回ぐらいあったが、何に助けられてか何とかもった。恐らく明日はほとんど何もできないだろう。 以上1日分/掲載日 平成17年9月22日(木) |
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2005年9月24日(土)
22日は予想通り体力回復のため家から一歩も出なかったが、四国や関西への旅行中に溜まった郵便物やFAXなどの類の整理と、これから先の予定の確認や問い合わせの電話の応対で、気がついた時は夜になっていた。 以上1日分/掲載日 平成17年9月24日(土) |
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2005年9月25日(日)
今日は、久しぶりに夕方近くから少し時間ができたので、たまっていた手紙を何通か書き、又、近々の予定の確認などを行いつつ、テレビで優勝決定で盛り上がっている大相撲を見る。 さて、10月4日は鈴鹿サーキット交通教育センターで講演だが、夕方、急遽鈴鹿で介護とスポーツの体の使い方の講習会を行なうことになった。御関心のある方は告知板を御覧いただきたい。 以上1日分/掲載日 平成17年9月26日(月) |
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2005年9月30日(金)
朝起きたら、体が鉛のように重く、むくみもある。「ああ、やっぱりなあ…」と気分もひどく重い。この体調不良の原因は、あまりにもハッキリしている。それは昨日、9月の初めに受けた、ある媒体のインタビュー原稿に赤入れをしたからである。問答形式で、私が答える形のものだが、私が決して使わない表現は勿論のこと、日本語的にみておかしな所が数え切れないほどにある。始めは我慢して赤入れしていたが、あまりの酷さに赤入れを中止して、いちおう最後まで目を通したところ、開いた口が塞がらなってしまった。
道具鍛冶の世界で近世の名工と言われた千代鶴是秀翁は、自分の名を騙る偽物の鉋をつくる鍛冶や「千代鶴なんて名ばっかりで切れやしないよ」と悪口を言う職人や同業者に対して、きわめて寛容であったらしいが、千代鶴翁に彫刻のための刃物を注文して、その後その刃物との相性が悪かったのか、使わないままにしていたらしい木彫界のさる大御所に対して、「誰から頼まれても作りますが、□□□□だけは、今後どう頼まれても作りません」と厳しい口調で言い切ったという。これは誰に対しても、たとえ小学生に対しても丁重に接していた千代鶴是秀翁の日常を知る人にとっては少なからぬ驚きであったらしいが、翁をよく知る人には納得がいったようだ。 以上1日分/掲載日 平成17年10月1日(土) |
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