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2004年6月1日(火)
ここ数日ずっと沈んでいて、随感録を書く気さえ起きなかったが、今日、佐世保の小学校の事件に接し、落ち込みも底までいったので、漸く少し書く気になった。 以上1日分/掲載日 平成16年6月2日(水) |
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2004年6月3日(木)
昨夜は、意欲を飛行場に例えれば、丘に生えている木々の梢を飛行機の腹がかするほどの超低空飛行で、さすがに「これはまずい」と緊張したほどだった。 以上1日分/掲載日 平成16年6月4日(金) |
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2004年6月7日(月)
私の技の原理と構造がかなり大きく変わる予感がする。そのキッカケの1つは、2日の夜に落ち込みが頂点にきて、本当に何もかも嫌になったことで、気持ちの方もある面、白紙になったからかもしれない。そこへ4日岡山から光岡師が上京して来られたので、夜遅くまでというか、5日の夜明け近くまで、いろいろと話し、韓氏意拳の術理が無住心剣術で説いていることと驚くほど似通っている事を再確認した事で、私の内面が相当に変わってきたようだ。 私の気持ちが落ち込んだ事を気遣って、何人かの方々からお見舞いを頂きました事、あらためてここで御礼申し上げます。 以上1日分/掲載日 平成16年6月8日(火) |
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2004年6月10日(木)
また早送りのような日々が始まっている。7日は「徹子の部屋」の撮りで"BS朝日"のスタジオへ。
一昨日の8日は、夜に陳氏太極拳第20世伝人の陳沛山先生が石堂氏と来館。初めて間近で陳氏太極拳の動きを拝見し、その一端を体験させて頂く。
そして、昨日9日は午後から深夜にかけて15人もの人が出たり入ったり…。この間、一番の収穫は今までは気づかなかった抜刀術の体を体術に応用する事が出来たこと。抜刀−納刀は、その目的のために全身がより居つかず、協調的に働く必要があるので、意識して体が滞ることなく流れたのだと思う。 以上1日分/掲載日 平成16年6月10日(木) |
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2004年6月11日(金)
今日は、新潮社の足立女史を同行して、浜松町の貿易センタービル内のJAXA(宇宙航空研究開発機構)へ。未来工学研究所の光盛氏を通して招いて頂いたのだが、到着すると、このJAXAのスタッフの方をはじめ、10人近くの方々が集まられたので、例によっていくつかの技を実演し、その動きの解説を行なった。集まって下さった方々から、少なからず興味を持って頂き、大変話しやすかったが、その一番の理由はJAXAの教育と広報を統括されている、宇宙科学研究本部の教授、的川泰宣先生が出席されていた事だと思う。 以上1日分/掲載日 平成16年6月12日(土) |
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2004年6月15日(火)
つい数日前、現代において文字通り現実に命を張った仕事に就いている人達と交流する機会があって、すっかり感動してしまった。 ここ数日間で、技の方は"楔留"が太刀奪りの1人稽古になっている事、"水鳥の足"が、つまりは両足裏の"垂直離着陸"になっていた事など、昔からやっていた技が、実は最近私がしきりに説いている術理と重なっていた事に気づくことが少なくない。何か人生も周回軌道を回っているような、そんな不思議な気がしてくる。 このような状態のため、依頼されている原稿等のことが一時頭から吹き飛んでしまっている。近々何か約束されていた方は、念のため御連絡頂きたい。 以上1日分/掲載日 平成16年6月16日(水) |
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2004年6月18日(金)
昨日の17日から山形県に来ている。昨日は1年ほど前、置賜教育事務所から依頼のあった、山形県体育指導委員研究大会で講演を行う。
さて、そこで打剣も同側の切込入身も、両方とも抜刀術の逆手抜飛刀打の形を応用してみたところ、ビックリするほどの変化があったのである。「おっ、これは…」と思っているうちに、いろいろな事を思い出してきた。例えば、昔、槍術の突きなども駿州田中藩の佐竹素一郎ほどの人になると、糸で吊るした瓦を稽古槍で突いて、瓦を割らずに突き通したという話があるが、これも、槍は突きが三分の引き七分といった、引きを重視することによって突きに冴えが出、筋力では到底出せない超高速な動きが発生したのではないかと思えてきたのである。
このような事を考えていた昨夜、大阪の名越康文氏から電話をもらい、以上のような話をしたところ、「それは、でも人と人との関係にも恐ろしいほど当てはまりますね」と、名越氏の口調が俄然熱を帯びてきた。 このところ自分の感情を激しく、あるいは深く動かされる事に出会うことが重なっているだけに、武術の術理と人間の心理について、あらためて深く考えさせられている今日この頃である。 以上1日分/掲載日 平成16年6月20日(日) |
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2004年6月22日(火)
17日から20日まで山形県の高畠にいて、技の研究はその後更に進む。 今日は、『ナンバ歩きで驚異のカラダ革命』(立風書房刊)が送られてくる。巻頭に私の文が載っていて、タイトルもあまり私の趣味ではないので勧めるのは気が少々ひけるが、内容はなかなか工夫されている。ナンバに関する書物の中では、どなたが読まれても得るところのある本だと思う。 以上1日分/掲載日 平成16年6月25日(金) |
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2004年6月28日(月)
6月25日、東京を発って西に向かう新幹線の車中で以下の文章を書いた。
「昨日24日、昼前に東京を発った。これから、しばらく関西・中国・四国方面を行ったり来たりの日が続く。この旅に出かける直前に、また技が大きく変わろうとしている。 以上のことを、25日静岡から京都まで新幹線が走り抜ける間に書いてから、今日まで次から次へと、あまりにも多くの事があって、つい旅先からこの随感録の原稿を送ることも儘ならなかったが、あらためて今、今回の旅の収穫の大きさを噛みしめている。その内容については、追々明日以後の随感録に書いていきたいと思っている。 以上1日分/掲載日 平成16年6月29日(火) |
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